第66回  秩父宮杯 

12位


レースレポは鮮度が大事。
薄れないうちに書いていこうと思います。



レースは4月の藤沢CCCF以来。
目標はもちろん優勝。
今回は練習仲間のハム固パイセンも一緒だったので楽しみなのと公のとこで力比べが出来るのがすごい嬉しかった。
朝4時に家を出て会場に6時に到着。コースを車で一周した。
道を覚えるのが得意なのでバッチリ頭に入った。この能力はなぜか知らないが子供の頃から持っていて一度通った道は大体覚えている。
レースでめっちゃ役立つことを最近知った。
しかし、この能力に過信してしまいとんでもないミスを起こした。
内容は今度時間があった時に。


ちょいと仮眠し受付して試走へ第1の坂を一回登り秩父駅へ行くとハムカツさんを発見。スタートまで談笑し自転車を並べた。
10時になり定刻でスタート。
5kmのパレード中は周りの人と会話しながら走った。沿道の人たちが声援をくれているのを見て素晴らしいレースなんだなっと感動した。
あとは勝って自分自身で感動したいw


スタート地点に着いてエリート高校生上級の順でスタート。
案の定ペースが定ままらないまま第1の坂へ。予想していたペースなので特に焦ることもなく下り坂へ行ったが集団真ん中の下りだったので怖かった。とにかく血走った人達が多すぎる。
1周目の下りで勝負決まるわけないので安全第1で行く。
この時レース楽しいな〜って思えた。
練習の成果で冷静になれるんだ。練習してきてよかった。

坂区間が終わり平坦に入るとハイペースだが集団内なのでサイクリング程度のパワーで巡航ローテも回って来ない。
2周目に入ると集団も落ち着いて淡々と進む。
下りだけバチっと集中して走る。
足も残ってるので安心安心。


3周目に入り疲労が出てる人がチラホラ出てきてそろそろ前に出ないと危ないかもと思ってた時、若干2段階になってる交差点で斜行される。


アブねー!!



と叫びながら、後輪をロック。
5cmぐらいスライドしてかわせた。一瞬やばいと思ったけど冷静に対応できたのとバイクコントロールができたのは日頃の練習の成果と幼少期の自転車ドリフトの恩恵だ。
後ろから罵声を喰らった!
これもロードレース、、、、
とにかく落車しなくてよかった。
3周目で逃げを狙う人がチラホラ出たけど枚数が揃ってなかったから乗らずに前方でフラフラしながらラストラップ。


ラストラップなので集団ゴールを嫌う人が何人かアタックしてた。追いたいけど他力本願なおじさまが2秒引いただけでみんなペース上げろと謎のコントロールを試みているが放置。
先頭が俺の時にそんなことしたことがミスやw
登りの手前でまた一つの集団へ。
交差点まがり第1の坂へ。
ここでハムカツパイセンがアタック。
思ってたより早い。声かけて欲しかったw
一気にペースアップして中間まで行く。前の人が中切れ気味。
右塞がれてる左は崖。足はまだ大丈夫そう。
隙間を見て前を見る6秒ぐらいの距離。
アタック。
エリートのこぼれた人達がいる。
隙間をぬって登り切る。
下りで先頭集団が消えてる。
下りきって第2の坂。
全力で登って集団のケツが見えた。
また6秒ぐらいに詰めた。
頂上で溢れた3人にまだ追いつけると声かけた。
集団スプリントになるから絶対牽制すると思ったので可能性はまだある。
まだ元気!
下って爆走する。
集団が見える。
死ぬ気で追う。
集団がゴール前のコーナー曲がったの見えてレースが終わった。
最後まで追い込んでゴール。
13秒ぐらい遅れて12位。





反省

ラストラップまでは集団内にいて落ち着きながら勝負どこまで我慢できた。
集中してたしそれほど恐い思いもしなかった。
結局最後の坂の最初でポジション落としたのがスプリントに絡めなかった原因だった。
勝負どころの見極めが甘かった。
ちょっと遅れた時はがむしゃらになってでも前にいた方がいい。
なんにせよ今回脚が攣りそうってことがなかったので頑張りどころ逃したんだろう。
自分のいいところが出なかった。
コースは把握できていてもコースの負荷まで考えてなかった。やはり自分は試走しないとダメだ。
これからの練習は最後に上げる癖をしっかり体に叩き込む。


全体的にレースを楽しめたというのが率直な感想。収穫もいっぱい。モチベーションもいっぱい。いいレースだった。
このクラスで1番かましたのは間違いなくハムカツパイセンだった。身内賞賛は自演ぽいけどあの集団を引き連れてヘヤピンを登っていく姿は海のギャング(鱓)のようだった。
次は声かけてほしいw



運営の方の慣れていてストレスない運営だった!これからもこのレースを続けて欲しい。
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